超高張力鋼板スポット溶接機　その1　十和田市　昭和鈑金

久しぶりのブログです、年内納車の仕事が立てこんでいてブログを書く暇が全くありませんでした(滝汗)
今回からは溶接の話を数回に分けてアップしていく予定です。

この記事で書く事は事実です、ショッキングな内容になりますが自動車オーナーの方が今後、愛車を修理に出す際とても参考になる話だと思います。
先日、当社に新しいスポット溶接機が納品されました。
現在、当社にはスポット溶接機が２台あり、新しく１台設備追加となりました。
今まで使用していたのがダメというのではなく、最近の現行車これから先の新型車に対応していく為の設備投資です。
納品されたのはこちら

↓ ↓ ↓

デンゲン株式会社　SW-VZ１２０WP-SA
アルザスプロ　スライドアームエアバランサー
最高出力電流　１２０００A
最大加圧力　５．５KN(業界トップ級)
発振周波数　２０００HZ(業界トップ級)
『上・下』別　板厚の最適条件　自動設定(国内メーカー初)
チップ温度調整機能付き(世界初)
USB溶接データ保存

写真で見ると小さいですがこの溶接機めっちゃデカイです！クレーンをMAXまで上げると２．３mあります(汗)
スポット溶接と聞くと、一般の方はあまり馴染みのない言葉だと思いますが、車のパネルはネジもしくは溶接で取り付けてあります。
私たち自動車鈑金塗装屋は一生懸命、事故車を元の状態に復元しようと日々努力しています。
ところが自動車の修理で正しい知識がないと復元出来ない事があります。
ボディアライメント、ホイールアライメント、塗装の仕上がり、各パーツの隙間・・・・全て重要ですが、今回お話する事は何より重要な事。
それは人の命に関わること、ずばり強度です！！
次回は超高張力鋼板(材質)についてより詳しく解説していきます。

次回『超高張力鋼板の材質について』はこちら
 スポット溶接機の記事はこちら