東北町よりご来店　ニッサンセレナ　自動車鈑金塗装修理　右リアフェンダー付近へこみ

東北町からご来店、右リアクォーター付近が損傷したニッサンセレナの鈑金塗装修理です。
今回は車両保険にて修理との事です。

まずは損傷箇所の確認です。
リアバンパー右角部分に亀裂を伴う損傷があります、右リアフェンダーがバックピラーごと押されバッグドアに接触しています、右テールランプに傷がついています。

リアバンパーとテールランプは交換しリアフェンダーはバックピラーごと鈑金修正する事にしました。
L型になっているバックピラーが折れ曲がった為にリアフェンダーがバックドア側に倒れ隙間が狭くなっているので、まずはそこを修正し隙間を合わせたのち外板部分を修正しました。

ニッサン C26セレナ　カラーコード№KH3 スーパーブラック
この型のセレナはスーパーブラックのみスクラッチシールドとゆう高機能塗装が標準塗装されています。
スクラッチシールドとは樹脂系クリアを使用し塗膜に柔軟性を持たせた塗料で軽い引っ掻き傷(スクラッチ)程度なら自己補修し傷が消える不思議な塗料です。

実はこの塗料かなりの高額です(^_^;)
なおかつ通常の磨き作業の数倍の時間がかかる為に塗装自体の修理代が高額になる傾向がありスクラッチシールドがかかっている車に乗っているユーザーは修理時にビックリする事があります。

このクリアは特に熱に対してシビアで磨き時にパネルの温度管理が必要です。
パネル温度が50℃以上にならないよう冷風や濡らしたタオル等で冷やしながら少しずつ磨かなければいけません。
仮にパネル温度が上がりすぎると磨いた傷が消えなくなりえらい目にあいます(笑)
この点からスクラッチシールドは鈑金屋さん泣かせで断る鈑金屋さんも結構あるそうです。
クリアを塗装する時は最新の注意を払い慎重に仕上げていきます。